近年のコンピュータ技術の発達とインターネット、デジタルカメラ等の普及によって、デジタル画像は大変身近なものとなりました。画像処理班では、様々なデジタル画像処理技術を駆使して画像計測や認識、画像生成など、幅広いアプリケーションへの適用を視野に入れた研究を進めており、画像を通して人間の感性的な情報処理を視覚面からサポートする試みを行っています。具体的には、次のような研究を行っています。
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コンクリート構造物のための自動ひび割れ画像計測 |
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カラー画像の低コントラスト領域における高精細化 |
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ディジタルミラーの開発 |
招聘研究員
山口 友之
助手
三輪 貴信
博士課程
横山 法子
修士課程
学部生
臺原 学
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主消点操作による4次元空間の可視化
人間の空間把握は3次元空間を基本としているため,4次元空間を想像したり理解したりすることは容易ではない.本研究では,4次元空間の理解を目的としたインタラクティブな4次元可視化システムを開発している.3次元空間に表示された主消点を4次元空間の視点移動や視線変更を制御するためのインタフェースとして用いることで,4次元空間を直感的に移動しながら観察することを実現している.
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主消点操作による4次元立体迷路の探索
人間が4次元空間の空間的な構造を理解できるかを評価するために,超立方体を複数個組み合わせた4次元立体迷路の探索実験を行っている.主消点から4次元データの平行性・直交性が理解でき,それが迷路の探索と構造理解に役立つことを確認した.
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類似画像検索を用いた映像生成
類似画像検索と画像データベースを用いた新たな映像製作手法について研究を行っている。映像内の動き特徴の類似性に着目し、入力映像をフレームごとに、用意したデータベース画像で置き換え、データベースに応じた新たな映像を製作する手法などを提案している。
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